ライブ配信が落ちない回線の選び方|上り速度と安定で決める基準
ライブ配信が不安定になる原因を「上り・遅延・ロス」に分けて整理。Twitch/OBS/Zoomでも困らない回線選びの基準と、直前に焦らない準備リストをまとめました。

ライブ配信が落ちない回線|上り速度と安定で決める基準

ライブ配信って、始まる前は大丈夫でも…

配信を押した瞬間に「音が途切れる」「画面が固まる」「落ちる」が出ると、心臓に悪いですよね。

ここで大事なのは、下りの速さより上り揺れない安定です。

結論:配信で見るべきは「上り」「揺れ(ジッター)」「ロス」

まずはこの3つだけ見ればOK

  • 上り速度:配信の“映像と音”を外へ送る太さ(ここが細いと詰まりやすい)
  • 揺れ(ジッター)/遅延(Ping):通信のリズムが乱れると、映像がカクつきやすい
  • パケットロス:通信の荷物が途中で落ちる。少しでも続くと、音が割れたり止まったりする
目的 優先する指標 ひと言
雑談/ゲーム配信 上り+揺れ 上りが足りても、揺れると“体感”が悪くなる
高画質(1080p寄り) 上り(余裕) ギリギリは危ない。余白が正義
コラボ/通話しながら ロス+揺れ 音が最初に壊れるので、安定を先に取る

覚え方:下りは「受け取る太さ」。上りは「届ける太さ」。配信は届ける側なので、上りが主役です。

上り・遅延・ロスを「たとえ話」で理解する

上り速度は「ホースの太さ」

ホースが細いと、水(映像)が途中で渋滞します。渋滞すると、画質を下げるか、止まるか、どちらかになりがちです。

遅延(Ping)は「返事の速さ」

会話の“間”がズレると、相手の反応が遅れてテンポが崩れます。ゲーム配信やコラボだと、ここが地味に効きます。

揺れ(ジッター)/ロスは「荷物が揺れて落ちる」

同じ速さでも、毎回到着タイミングがバラバラだと、映像や音がガタガタします。さらに荷物が落ちると、音が途切れたり、映像が止まったりしやすいです。

配信品質別の目安:まずは“安全側”で組む

配信の目安 推奨の上り(だいたい) 安定の目安 現実的な構成
雑談/ゲーム 720p中心 10Mbps以上あると安心 ロスが出ない/揺れが少ない 光回線+有線(可能なら)
1080p寄り(高画質) 20Mbps以上あると気持ちがラク 家族利用が増えても崩れにくい 光回線+ルーター良品+QoS
コラボ/通話しながら 上りの太さより“揺れない”が優先 音が切れない 有線+混雑しにくいWi-Fi設計

ありがちな落とし穴

  • 速度テストは速いのに、配信だけガタつく → 揺れ(ジッター)家のWi-Fiが原因のことが多い
  • 夜だけ不安定 → 周りの利用増+家族の同時利用で上りが先に混む
  • 無線で配信 → 電波状況が少し変わるだけで、配信はすぐ機嫌が悪くなる

回線タイプ別:配信向き/避けたい条件

回線タイプ 配信の相性 良い点 気になる点
光回線(一般) 上りが出やすい/安定しやすい 建物や時間帯で混雑差はある
ホームルーター 工事なしで始めやすい 電波・混雑・設置場所でブレが出やすい
モバイル回線(テザリング) △〜× 一時的には便利 長時間配信は安定しづらい/制限や熱も心配

配信に向く順番(ざっくり):光回線(有線)→ 光回線(良いWi-Fi)→ ホームルーター → テザリング

家の中で落ちにくくする:回線より「最後の10m」

ここだけ整えると、一気に安定しやすい

  • 配信PCは有線:LANケーブルを挿すだけで事故が減ります
  • ルーターのQoS:家族が動画を見ても、配信を優先しやすくする機能
  • Wi-Fiは5GHz優先:2.4GHzは混みやすい(ただし壁に弱い)
  • ルーター置き場:床・隅・金属棚の中は避ける(電波が弱くなりやすい)
よくある場面 起きやすいこと 対処
夜に家族が動画 突然画質が落ちる QoSをON/配信PCは有線
隣室で無線配信 音がプツプツ 5GHzへ/中継機より置き場改善
ルーターが古い 混雑で揺れる Wi-Fi 6対応などへ更新を検討

小さな失敗談:以前、速度テストだけ信じて「無線でもいけるでしょ」と配信したら、30分後に音だけブツブツ…。結局、有線にしたら同じ回線でも安定しました。配信は“最後の家の中”が効きます。

直前に焦らない準備リスト:この順でOK

  1. Step1:配信PCを有線にする(まずここ)
  2. Step2:配信中に家族が使うならQoSをON(設定画面で「QoS/優先制御」)
  3. Step3:OBSの出力を「1段階だけ」安全側へ(解像度 or ビットレートを少し下げる)
  4. Step4:配信前に5分だけテスト配信(音・映像・コラボ通話)

配信前チェック(コピペ用メモ)

□ 有線接続(LAN)になっている

□ 5GHz接続(無線の場合)になっている

□ OBSのビットレートが“余裕ある設定”

□ 家族の同時利用があるならQoSをON

□ テスト配信で音が途切れない

質問と回答

質問:速度テストは速いのに、配信だけ不安定です

回答:よくあるのはWi-Fiの揺れ家の同時利用です。まず有線にして、それでもダメならQoSを試してください。速度が速くても、揺れると配信は機嫌が悪くなりやすいです。

質問:ホームルーターでも配信できますか?

回答:短時間の雑談くらいなら成立することもあります。ただ、時間帯や置き場でブレやすいので、安定を優先するなら光回線が安心です。どうしてもホームルーターなら、窓際に置いて5GHzを優先し、テスト配信を毎回入れるのが安全です。

まとめ:落ちない配信は「上り+安定」を先に取る

  • 配信は下りより上りが主役
  • 速さだけじゃなく揺れ(ジッター)ロスを意識
  • 最短は有線+QoSで事故を減らす

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