PS5のNATタイプ3を直す|ポート開放が必要なパターン整理
PS5のNATタイプ3は、UPnPやポート開放、二重ルーター、IPv4 over IPv6の方式、Wi-Fiの不安定が影響して起きやすいです。まず必要な切り分けをして、家庭でできる改善手順を順番に整理します。

PS5のNATタイプ3を直す|ポート開放が必要なパターン整理

PS5のNATタイプが3。マッチングが遅い、落ちる。

NATタイプ3は「外からの通信が入りにくい」状態です。原因は設定ひとつというより、ルーター構成方式(IPv6系)が絡むことがあります。

NATタイプ3で困ること(何が起きてる?)

NATは、家のネットを「外とつなぐ門番」みたいなものです。タイプ3は門が狭くて、通信が通りにくい状態です。

状態 起きやすいこと まず疑う
NATタイプ1 通信が通りやすい (家庭では少なめ)
NATタイプ2 多くの家庭で安定しやすい UPnP/ポートが整っている
NATタイプ3 マッチング不安定、ボイチャ不調 UPnP OFF、二重ルーター、方式/設定

ポイント:まず目標は「タイプ2に寄せる」。それで困りごとが減ることが多いです。

最初の切り分け:有線・UPnP・二重ルーター

いきなりポート開放に行く前に、まず「構成が複雑になってないか」を見ます。

確認 OKなら NGなら
PS5を一時的に有線接続 Wi-Fiの揺れ要因を除外 無線起因も混ざっている可能性
ルーターのUPnPがON タイプ2に寄りやすい まずONにして変化を見る
二重ルーターになってない 設定が素直に効く どちらかをブリッジ/APへ

二重ルーターの目安:ONUの後にルーター、そのさらに後に別ルーター(またはホームルーター+市販ルーター)…の形だと起きやすいです。

改善手順:UPnP→ポート→固定IPの順

順番を固定すると、安全に進められます。

  1. UPnPをON(まずこれでタイプ2に寄るか確認)
  2. 改善しないならポート開放を検討(必要な範囲だけ)
  3. ポート開放するならPS5のIPを固定(固定しないとズレやすい)

ポイント:いきなり全部やらず、1つずつ変えて“変化”を見ると失敗しにくいです。

方式の注意:IPv4 over IPv6(DS-Lite/MAP-E)

ここが少しクセです。回線方式によって、ポート開放の効き方が変わることがあります。

状況 起きやすいこと 方向
ルーターがv6方式に非対応 通信が不安定/NATが悪化 対応ルーターへ寄せる
v6方式はOKでも改善しない UPnP/二重ルーターが原因 構成の整理を優先

現実的な考え方:ポート開放で粘る前に、二重ルーターがないか、UPnPが生きているか、の方が効果が出やすいです。

質問と回答

質問:NATタイプ3でも遊べるけど、時々落ちます。

回答:揺れ(Wi-Fi距離)とNATの両方が混ざっていることがあります。まず有線(またはルーター近くの5GHz)で安定するかを確認し、そのうえでUPnPや二重ルーターの整理に進むと効率が良いです。

質問:ポート開放は必須ですか?

回答:必須とは限りません。UPnPでタイプ2に寄る家庭も多いので、まずUPnP→構成整理→それでも改善が薄い場合にポート開放、の順が安心です。

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