ゲストWi-Fiの設定|家族・来客で安全に分ける簡単ルール
ゲストWi-Fiは来客用の便利機能だけでなく、家庭内の安全設計にも役立ちます。家のメイン回線と分ける理由、設定の基本、よくある失敗(SSID/パス/暗号方式/隔離)を避けるチェック順をまとめます。

ゲストWi-Fiの設定|家族・来客で安全に分ける簡単ルール

来客にWi-Fiを聞かれるたび、ちょっと迷う。

メインのパスワードを毎回教えるのが不安なら、ゲストWi-Fiが便利です。さらに、家の中の機器(NASやカメラ等)を守りやすくなるので、設定のコツをまとめます。

ゲストWi-Fiを作る理由(安全と手間の両方)

ゲストWi-Fiの価値は「来客用」だけではありません。家庭内の機器を分けておくと、いざという時に守りやすいです。

目的 うれしいこと 具体例
メインのパスワードを守る 家族の設定変更が減る 来客のたびに教え直さない
家庭内機器を守る 見守りカメラ等の安心感 NAS/プリンタ/家電へのアクセスを分ける

ポイント:ゲストWi-Fiは「パスワードを渡す相手が増える」前提の、現実的な仕切りです。

設定の基本:SSID/パス/暗号方式

基本は「分かりやすく、変えやすく」です。

項目 おすすめの作り方 理由
SSID名 「Home_GUEST」など一目で分かる 家族が迷子になりにくい
パスワード 短すぎず、記号を混ぜすぎない 入力ミスを減らす(全角混入も防ぐ)
暗号方式 可能ならWPA2/WPA3混在 古い端末の接続失敗を減らす

あるある:来客の端末が古くてWPA3だけだと入れない、が起きやすいです。混在設定があるなら便利です。

一番大事:家庭内機器を“見えにくくする”設定

ここがゲストWi-Fiの本質です。

ゲスト側から家庭内ネットワークにアクセスできない設定(隔離/クライアント分離)をONにできるなら、優先します。

設定名(例) ONにすると 注意
ゲスト隔離 NAS/プリンタ等が見えにくくなる ゲストにプリンタを使わせたい場合はOFFが必要
クライアント分離 同じWi-Fi同士でも見えにくくなる スマホ→テレビのキャスト等が使いにくいことも

ポイント:ゲストに「ネットだけ使える」状態を作ると、家の機器を守りやすいです。

運用のコツ:教え方・期限・切替

  • 来客が多い家は、ゲストのパスワードを定期的に変更(気持ちがラク)
  • 一度教えた後が不安なら、来客後に変更する
  • SSID名に「GUEST」を入れて、家族が誤接続しないようにする

実務の小技:ゲスト用は「入力しやすいけど推測されにくい」バランスが大事です。短すぎるのだけは避けると安心です。

質問と回答

質問:ゲストをONにしたらプリンタが使えません。

回答:隔離設定が効いている可能性があります。ゲスト側から家庭内機器へアクセスしない設計なので、プリンタ共有が必要なら一時的に隔離OFF、または家庭用SSIDへ案内が必要です。

質問:来客の端末がつながりません。

回答:暗号方式(WPA3のみ)や5GHz非対応のことがあります。WPA2/WPA3混在や、2.4GHz側のゲストSSIDを用意すると入れるケースがあります。

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