上り速度とは?|会議・配信・アップロードで困る人の目安
上り速度(アップロード)が遅いと何が起きる?会議・配信・動画投稿で必要な目安を整理し、家の中で安定させる手順(有線・Wi-Fi・ルーター)までまとめました。

上り速度とは?|会議・配信・アップロードで困る人の目安

ネットの速度って「下り」ばかり見られがちなんですけど、

会議が途切れる、配信が落ちる、動画アップロードが終わらない…みたいな困りごとは、だいたい上り速度が関係します。

ここでは「上りって何?」「どれくらいあれば安心?」を、できるだけ分かりやすく整理します。

結論:上り速度は「自分のデータを外へ送る太さ」

上り速度で起きること

  • オンライン会議:自分の声とカメラ映像を相手へ送り続ける
  • 配信:映像と音を配信サイトへ送り続ける
  • アップロード:動画や写真をクラウドへまとめて送る

つまり、上りが細いと「送りきれない」→「画質が落ちる/音が途切れる/終わらない」になりやすいです。

速度の種類 ざっくり何をしている? 困りごとが出やすい場面
下り 外から受け取る 動画が止まる、ページが開かない
上り 外へ送る 会議が途切れる、配信が落ちる、アップロードが遅い

覚え方:下り=受け取る。上り=届ける。会議・配信・投稿は届ける側が主役です。

上り速度をたとえ話で理解する

上り速度=ホースの太さ

ホースが太いと水(データ)をスムーズに送れます。

ホースが細いと渋滞して、途中で「小さくして送る(画質を落とす)」か「止まる」になりやすいです。

よくある誤解

  • 「下りが速い=全部快適」ではありません
  • 会議や配信は、上りが細いと一気に苦しくなります

用途別の目安:会議・配信・アップロード

用途 上りの目安 体感 安定のコツ
オンライン会議(音声中心) 3〜5Mbpsでも成立しやすい 音が優先、映像は軽め Wi-Fiの揺れを減らす
オンライン会議(カメラON) 10Mbpsあると安心 顔が固まりにくい 有線が強い
ライブ配信(安定重視) 10〜20Mbpsあるとラク 落ちにくい 上り+揺れ対策
動画アップロード(継続投稿) 20Mbps以上でストレスが減りやすい 待ち時間が短くなる 夜間・有線が効く

大事な考え方

上りは「ギリギリ」だと、家族の動画視聴やクラウド同期が重なった瞬間に足りなくなります。なので、目安は余白込みで見たほうが安心です。

上り速度の測り方と注意点

測るときのコツ

  • 昼と夜で1回ずつ測る(夜は混雑しやすい)
  • Wi-Fiなら、ルーターの近く作業場所で測る
  • 会議や配信が目的なら、速度だけでなく「途切れないか」を重視する
同じ数字でも差が出る理由 起きやすいこと 対策
Wi-Fiが揺れる 音がプツプツ 有線/5GHz/置き場改善
同時利用が増える 急に遅くなる QoS/時間をずらす
ルーターが古い 端末が増えると不安定 更新を検討

補足:「Mbps」と「MB/s」は別物です。アップロード表示がMB/sなら、Mbpsより小さく見えます(単位の違いです)。

上りを安定させる手順

  1. Step1:可能なら有線にする(一番効きやすい)
  2. Step2:Wi-Fiなら5GHzを優先する
  3. Step3:ルーターを床から上へ、家の真ん中寄りへ
  4. Step4:家族の同時利用が多いならQoSをON
  5. Step5:クラウド同期やバックアップは夜間に時間指定

上りの不安を減らすチェック

□ 会議PCは有線

□ 無線なら5GHz

□ ルーターは棚の上

□ 同時利用が多いならQoS

質問と回答

質問:上りが5Mbpsくらいだと、会議は厳しいですか?

回答:音声中心なら成立することも多いです。ただカメラONや画面共有が重なると苦しくなることがあります。まず有線や5GHzで「揺れ」を減らすと、同じ5Mbpsでも体感が改善することがあります。

質問:上りが速いのに、会議が途切れます

回答:その場合は速度より、Wi-Fiの揺れや同時利用が原因のことが多いです。有線化→ルーター置き場→QoSの順で見直すと早いです。

まとめ:上り速度は会議・配信・投稿の土台

  • 上り=外へ送る太さ
  • 目安は用途別、そして余白込みで
  • 改善は有線→5GHz→置き場→QoSが効きやすい

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