工事費無料の落とし穴|“無料に見える条件”を先に読む
回線の「工事費無料」が実は分割相殺だったり、短期解約で残債が出たりする典型パターンを整理。総額の見方と、申し込み前の確認項目をチェック表でまとめました。

工事費無料の落とし穴|“無料に見える条件”を先に読む

「工事費無料」って、見た瞬間うれしくなるんですけど…

回線の無料は、“条件つきの無料”が多いです。

条件を知らないまま申し込むと、短期で解約した時に残りがドンと来ます。

結論:「無料」は分割を割引で相殺しているだけのことが多い

ここだけ押さえると安心

  • 工事費が0円になるのではなく、分割代を毎月割引で相殺しているケースが多い
  • 割引が続く前提なので、途中で解約すると相殺できていない分が残りやすい
  • 「無料」の文字より、解約時の残債を先に見る
見た目の言葉 中身 短期で起きやすいこと
工事費無料 分割+同額割引 解約で残債が出る
実質無料 条件を満たすと相殺 条件外だと負担が残る

イメージ:最初に立て替えて、毎月返してもらう形式。途中でやめると、返ってきてない分が残る感じです。

無料に見える3パターン

パターン 内容 注意点
分割相殺型 工事費を分割で払い、同額割引で相殺 解約すると残債
キャッシュバック型 後日返金で実質無料に見せる 申請忘れ・条件未達で戻らない
特定条件クリア型 指定オプション加入などで無料扱い オプション料金が別で増える

ありがちな落とし穴

「工事費は無料になったけど、オプションで毎月+1,000円」みたいに、別のところで増えることがあります。総額で見るのが大事です。

総額の見方(簡単計算):これだけで判断できる

1年でやめる可能性がある人の見方

(月額×12)+(初期費用)+(オプション×12)+(解約時に残る可能性のある工事費)

見る項目 メモする数字 判断のコツ
割引期間 何か月続くか 終了後の月額が本体
工事費分割 総額/回数 途中解約の残りを確認
キャッシュバック 受取条件/時期 申請が必要かを確認

「無料」はゼロ円ではなく、条件を満たすと相殺される設計が多いです。条件が続くかどうかが勝負です。

申し込み前チェック表(短期の人ほど大事)

チェック 聞くべき質問 答えが欲しい形
残債 「1年で解約すると工事費はいくら残りますか?」 具体的な金額
割引終了後 「割引が終わると月額はいくら?」 通常月額
オプション条件 「無料条件に必須のオプションはありますか?」 オプション名と料金
解約時費用 「短期解約の合計はいくら?」 違約金+残債+返却

これが言えないなら危険度が上がります

「1年で解約した時の合計」を数字で言ってもらえない場合、話が整理できていないか、見せ方が強い可能性があります。

短期の人が安全に選ぶコツ

  1. Step1:入居期間(引っ越し予定)を先に決める
  2. Step2:短期なら「工事費相殺が長い契約」は避ける方向で検討
  3. Step3:工事不要の選択肢(ホームルーター等)も比較して、総額で判断

短期の人は「月額の安さ」より「やめやすさ(残債が少ない)」を優先すると、結果的に損しにくいです。

質問と回答

質問:工事費無料なら、気にせず申し込んでいい?

回答:短期で解約する可能性があるなら要注意です。無料の仕組み(分割相殺)だと、途中で残債が出やすいので「1年でやめた場合の残り」を先に確認するのが安全です。

質問:結局、何を見ればいいですか?

回答:「割引終了後の月額」と「短期解約時の合計(残債含む)」の2つです。ここが数字で揃えば、判断がブレにくくなります。

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