月額が安く見えても、工事費・端末代・特典条件・解約費で実質は逆転しやすい。回線選びで損しないために、実質料金の考え方と見落としがちなポイントを整理する。

回線の「工事費無料」が実は分割相殺だったり、短期解約で残債が出たりする典型パターンを整理。総額の見方と、申し込み前の確認項目をチェック表でまとめました。

「工事費無料」って、見た瞬間うれしくなるんですけど…
回線の無料は、“条件つきの無料”が多いです。
条件を知らないまま申し込むと、短期で解約した時に残りがドンと来ます。
ここだけ押さえると安心
| 見た目の言葉 | 中身 | 短期で起きやすいこと |
|---|---|---|
| 工事費無料 | 分割+同額割引 | 解約で残債が出る |
| 実質無料 | 条件を満たすと相殺 | 条件外だと負担が残る |
イメージ:最初に立て替えて、毎月返してもらう形式。途中でやめると、返ってきてない分が残る感じです。
| パターン | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 分割相殺型 | 工事費を分割で払い、同額割引で相殺 | 解約すると残債 |
| キャッシュバック型 | 後日返金で実質無料に見せる | 申請忘れ・条件未達で戻らない |
| 特定条件クリア型 | 指定オプション加入などで無料扱い | オプション料金が別で増える |
ありがちな落とし穴
「工事費は無料になったけど、オプションで毎月+1,000円」みたいに、別のところで増えることがあります。総額で見るのが大事です。
1年でやめる可能性がある人の見方
(月額×12)+(初期費用)+(オプション×12)+(解約時に残る可能性のある工事費)
| 見る項目 | メモする数字 | 判断のコツ |
|---|---|---|
| 割引期間 | 何か月続くか | 終了後の月額が本体 |
| 工事費分割 | 総額/回数 | 途中解約の残りを確認 |
| キャッシュバック | 受取条件/時期 | 申請が必要かを確認 |
「無料」はゼロ円ではなく、条件を満たすと相殺される設計が多いです。条件が続くかどうかが勝負です。
| チェック | 聞くべき質問 | 答えが欲しい形 |
|---|---|---|
| 残債 | 「1年で解約すると工事費はいくら残りますか?」 | 具体的な金額 |
| 割引終了後 | 「割引が終わると月額はいくら?」 | 通常月額 |
| オプション条件 | 「無料条件に必須のオプションはありますか?」 | オプション名と料金 |
| 解約時費用 | 「短期解約の合計はいくら?」 | 違約金+残債+返却 |
これが言えないなら危険度が上がります
「1年で解約した時の合計」を数字で言ってもらえない場合、話が整理できていないか、見せ方が強い可能性があります。
短期の人は「月額の安さ」より「やめやすさ(残債が少ない)」を優先すると、結果的に損しにくいです。
回答:短期で解約する可能性があるなら要注意です。無料の仕組み(分割相殺)だと、途中で残債が出やすいので「1年でやめた場合の残り」を先に確認するのが安全です。
回答:「割引終了後の月額」と「短期解約時の合計(残債含む)」の2つです。ここが数字で揃えば、判断がブレにくくなります。