

「NATが原因かも」って言われると、急に難しく感じますよね。
でもNATは、家庭のネットではほぼ必ず使われる、とても普通の仕組みです。
問題になるのは、NATが悪いというより、“外から家へ入る通信”で条件がきびしくなる時です。
NAT=家の中の端末の住所を、外では1つにまとめる仕組み
家にはスマホ、PC、ゲーム機、テレビ…いろいろありますよね。
それを外から見ると「代表の1つの住所」に見せて、まとめて通信できるようにするのがNATです。
| 場所 | 住所の見え方 | イメージ |
|---|---|---|
| 家の中(LAN) | 各端末がそれぞれ住所を持つ | 部屋番号がたくさんある |
| 外(インターネット側) | 代表の住所に見せる | 受付がまとめて対応する |
たとえ:家族それぞれが部屋番号を持っていても、郵便局には「この家(代表住所)」で届けてもらう、みたいな感じです。
理由は主に2つです。
| 目的 | NATがしていること | 家庭での意味 |
|---|---|---|
| 住所不足への対応 | 代表の住所でまとめる | 多数端末でもネットが使える |
| 境界を作る | 外から勝手に入りにくくする | 基本の安全性が上がる |
NATは“悪者”ではなく、家庭のネットでは当たり前の存在です。問題は「外から入る通信が必要な時」に出やすい、という整理がしっくりきます。
ゲームは、プレイヤー同士を直接つなぐ通信が混ざることがあります。
この時、NATがあると「外から家の中のどの端末へ届ける?」が複雑になって、相性が出ることがあります。
| 困りごと | NATが関係しやすい | まず試すこと |
|---|---|---|
| フレンドと合流できない | ◎ | UPnP ON/二重ルーター確認 |
| マッチングに時間がかかる | ○ | NATタイプ確認 |
| ラグい | △ | 有線化/Ping/ジッター対策 |
ポイント
ラグは「反応の遅さ」、NATは「つながり方の条件」。似て見えるけど、原因が別のことが多いです。
二重ルーター=NATが2回かかる状態
例:ホームルーターの下に自分のルーター、マンション備え付け機器の下に自分のルーター…など。
入口が二重になるので、ゲームや外部アクセスがややこしくなりやすいです。
| 二重になりやすい例 | 起きやすいこと | 対策の方向 |
|---|---|---|
| ホームルーター+自前ルーター | NATタイプが厳しい | ブリッジ/APモード検討 |
| 光回線の機器+市販ルーター | 設定が分散する | ルーター機能を一本化 |
「どっちの機器でUPnPをONにしたらいいの?」となったら、二重ルーターの可能性が高いです。一本化すると分かりやすくなります。
最短の切り分け手順
| 確認結果 | 読み方 | 次にやること |
|---|---|---|
| 有線で改善 | Wi-Fi側の揺れが原因寄り | 配信/会議は有線運用へ |
| UPnP ONでも改善しない | 二重ルーター/方式相性の可能性 | 配線の整理、方式確認 |
「UPnPも有線もやったのにダメ」なら、回線側のIPv4提供方式(DS-Lite/MAP-Eなど)で条件が変わっている可能性もあります。
チェック(コピペ用)
□ 有線
□ UPnP ON
□ 二重ルーターなし
□ それでもダメなら方式(DS-Lite/MAP-E)も確認
回答:まず有線にして、UPnPをONにして、それでも改善しなければ二重ルーターの確認が早いです。ここが整うと、体感が一気に変わることがあります。
回答:会議の「途切れ」や「聞き取りにくさ」は、NATよりWi-Fiの揺れや同時利用で遅延が増える影響が大きいことが多いです。会議は有線+QoSが効きやすいです。