ジッターとは?|通話が聞き取りにくい時に出てくる原因
ジッター(遅延のゆらぎ)をたとえ話で理解し、Zoomなど通話が聞き取りにくい時の典型パターンを整理。Wi-Fi・同時利用・ルーター設定で安定させる手順もまとめました。

ジッターとは?|通話が聞き取りにくい時に出てくる原因

通話って、速度テストが速くても「聞き取りにくい」ことがあります。

その正体としてよく出てくるのがジッターです。

難しそうに見えるんですが、意味はシンプルです。

ジッターとは

ジッター=遅延のゆらぎ

遅延(Ping)が「返事の速さ」だとすると、ジッターは「返事の速さが毎回バラバラになること」です。

平均が悪くなくても、バラつきが大きいと、音声や映像がガタつきやすいです。

言葉 意味 体感
遅延(Ping) 返事が返ってくる速さ 全体的に遅い
ジッター 返事の速さのバラつき たまに引っかかる

たとえ:電車の時刻表が「毎回ズレる」感じです。平均で見たら間に合うのに、バラつきが大きいと待ち時間が読めなくなります。

ジッターが大きい時の症状

通話:声が一瞬遅れて聞こえる、ロボ声っぽい、聞き返しが増える

会議:相手の話にかぶせてしまう、間が不自然になる

ゲーム:たまにカクッと引っかかる

症状 ジッターの可能性 他の原因の可能性
ずっと遅い Pingが高い/上り不足
たまに引っかかる Wi-Fiの揺れ/同時利用
途切れる パケットロス

ポイント:「たまに」悪くなるのがジッターっぽさです。ずっと遅いのとは少し違います。

原因はどこにある?

原因 起きやすい状況 まずやること
Wi-Fiが不安定 遠い部屋、壁が多い 有線/5GHz/置き場改善
同時利用が増える 夜、家族が動画や同期 QoS/時間をずらす
ルーターが処理に弱い 端末が多い 更新を検討

よくある形:「会議中だけ家族が動画を見始める」→急に聞き取りにくい。これはジッターが増えたサインになりやすいです。

安定させる順番

  1. Step1:会議端末を有線にする
  2. Step2:Wi-Fiなら5GHz、ルーターは棚の上へ
  3. Step3:同時利用が多いならQoSをON
  4. Step4:夜だけ悪いなら、バックアップ/同期の時間をずらす

会議前のチェック

□ 有線

□ 通知OFF、不要アプリを閉じる

□ 同時利用が多いならQoS

質問と回答

質問:ジッターとパケットロスは何が違いますか?

回答:ジッターは「届くタイミングのバラつき」、パケットロスは「荷物が落ちる」です。ジッターは“たまに引っかかる”、ロスは“途切れる”として体感に出やすいです。

質問:Wi-Fi 6にしたら良くなりますか?

回答:良くなることは多いです。ただ、置き場や距離が悪いと安定しません。5GHzの使い方やルーターの位置もセットで整えるのがコツです。

まとめ:聞き取りにくさは「ジッター」が原因のことがある

  • ジッター=遅延のゆらぎ
  • 「たまに引っかかる」に強く関係
  • 対策は有線→5GHz→QoSが効きやすい

基礎知識に戻る

次:バッファブロートとは?を見る